男性の「腕時計」というと、物凄いこだわりのある人と全く興味無しでつけない人、の二極が主流な気がします（私の周りに限ったごく狭い範囲のデータですが・・）。私はその中間の、気分によってあっても無くても良い。機能よりパッと見重視。という中立的（中途半端・・？）な位置にいます。そんな私が最近毎日付けているのがNIXONの「ROTOLOG」（写真下段）。ご存知の方も多いと思いますが、NIXONといえばアメリカのエクストリーム系（スケボー、スノーボード、BMXなど等）のカジュアルなブランド。今までにも時計は見かけましたが、別に・・・。といった感じだったのですが、この「ROTOLOG」を見た瞬間、これだ！！、電気が走りました。時計なのに・・木！？大きい割りに文字盤ちっちゃい！見辛い・・、重い・・でも格好いいのです！スーツ、カジュアルどっちもOK。薄着の夏場、アクセサリー替わりにも大活躍です。で、一般的なNIXONの時計よりはやや高いのですが、腕時計全体の相場からみるとかなりお手頃。さらに後日知ったのですが、使用してる木がロールスロイスの内装で使っている物と一緒！もう私の小さな愛車に乗ってても、気分だけはイギリス貴族です（大袈裟・・）。とにかく大好きな一品です。そして上の「タグ・ホイヤー」は、私が高校の入学時に父が買ってくれた物。私が今までに行った旅先全てに同行してます。そんな２０年選手が先日止まっていたので、電池交換に出したところ時計屋のおじさんが「今このタイプは珍しいから、大事にした方がええよ。」とおっしゃいます。どこが？よく見るよこれ、と聞き返すとおじさんいわく「現行の物は文字盤がグレーか白のみで、黒はもう１０年位前から作ってないよ。ホイヤーが、モエ・エ・へネシーグループの傘下に入る前の物なんだよ」と親切に教えてくれました。帰り道ではちょっと嬉しくなり、しげしげとホイヤーを眺めて悦に入っておりました。まぁうんちくというには程遠いですが、こんな自己満足って結構幸せです。強引ですがテーラーキタムラのスーツが、皆さんの思い入れのある一品になれる事を祈って頑張ります！