TAILOR-KITAMURA
NEWS
SHOP
SAMPLE
PRICE
ORDER

NEWS
BACKNUMBER
TAILOR-KITAMURA

新着情報

« ジャケット&パンツ | 新着情報トップ | 「RALPH LAUREN」 »

2006年11月16日

P1000365.JPG
P1000367.JPG
P1000384.JPG
先週の水曜日、久しぶりに海以外の休日を過ごしました。バッドコンディションで海に行けないときは、たいてい何をして良いか迷ってしまうのですが、今回は風邪の療養という目的があり即座に「温泉」に決めました。「車」「日帰り」の条件もあり行く先もすぐに伊香保に決定。そして車で家から2時間半。訪れた伊香保は想像以上に楽しく、素晴らしい休日になりました。紅葉の時期ということもあり、ドライブ中の景色だけでも美しかったのですが、まず最初に向かったのが「榛名湖」。周囲をを色とりどりの木々が取り囲み、ボートで湖の真ん中まで出ると雑音もなくなり、凄く気持ちが良い!マイナスイオンでお腹一杯です!そして目一杯癒された後に向かったのが「伊香保グリーン牧場」。ここは敷地内に東京品川の「原美術館」の別館を構える変わった牧場。こういっては何ですが観光地の娯楽施設って、「何でもやりすぎてどうにもならない」的な物結構多いですが、ここは良いです!何というかガツガツゴチャゴチャしてなく、のんびりとした牧場の空気を保ち、牧場の範疇で一線を越えずに来た人を楽しませてくれます。「犬の羊追い」や「牛の乳搾り」「乗馬」等過剰に演出せず、きちんと「牧場」を楽しませてくれます。そんな空気を楽しみながら敷地内の「ハラミュージアム アーク」にも寄ってみると・・。
緑の中に真っ黒の巨大な建物!でも何故か違和感がありません。確かに存在感は強烈にありますが、木の質感のせいか静寂の緑の中で見ていると、そこに在るべくして在る。ように思えます。展示スペースが3棟に別れそれぞれに違う雰囲気の展示物。(今回は草間弥生さんの作品などがありました。)しかし「グリーン牧場初心者」の私には展示作品よりも、そこに存在している「ハラミュージアム」自体の方がインパクトありました。恐らくあの環境だと、朝、昼、夕方、の時間帯や天気で色々な見え方をするのでしょう。しかしひっそりと風景の一部として溶け込んで、たまの来館者を365日待っている。何か凄くドラマティックに思えました。この建物はポストモダンの代表的な建築家「磯崎 新」さんの作品だそうです。磯崎さんはもちろん色々な計算や考えがあって造られたことでしょう。私の持った感想はその計算通りなのか?もっと色々な意味があるのか?または「計算なんてないよ」とクールな答えなのか・・ちょっとご本人にお聞きしたくなりました。
その後公共の温泉に入って帰路に付きました。景色や建物、若い時に余り感じなかったのですが最近、特にこの仕事を始めてから感動を覚えることが多いです。「常に向上心、向学心」を持てるようになったのか?周囲に刺激され「感受性が豊か」になったのか?「老い」でない事を祈ります・・。でもやっぱり一番感動する瞬間は、テーラーキタムラのスーツを着たお客様が喜んでくださる事!これに尽きます!!
*「温泉療養」のレポートのつもりが温泉全然触れませんでした・・。後日別の機会に書きますね。

TOPNEWSSHOPSAMPLEPRICEORDER